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Macにも対応する無線キーボードの選び方、おすすめ2機種:MacとWindowsの二刀流向き

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LogicoolキーボードとFILCO有線 ガジェット
LogicoolキーボードとFILCO有線

マウスは無線が当たり前のように普及しているが、今はまだ、オフィスや研究施設を見ていても無線キーボードのユーザーは少ない。今はまだ。

無線マウスで多少の動作不良やミスクリックは許せてもキーボードのミス入力は許せないから、キーボードは有線ですってのは昔の話。そろそろ情報をアップデートしていきましょう。

安心して下さい。今のBluetooth5.1以上の無線キーボードなら大丈夫そうです。根拠?体感ですが。。。

いちお、5.1のバージョンから「指向性探知機能」ってのが追加されたため、論理上は環境電波によるノイズなどで誤作動する可能性が減りました。最新(2023/7月時点)は、「双方向通信」が拡張した5.4なのですが、これもまた通信が安定しそうですが、現状で満足なレベルです。

その結果、2022年ごろからジワジワとワイヤレスキーボードが優秀になり始めて目立ったキーボード由来のミスが無くなった。そして、作業効率を上げようと次から次へとキーボードを試した過程で出会った、おすすめのワイヤレス(無線)キーボードを2つ紹介しておきます。

色々使うとわかってくる「端末-キーボード」間の設定方法も紹介していきます。

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無線キーボードの接続:ペアリング

複数の無線キーボードを導入していると大半の設定は慣れてくる。複数チャンネルで接続できるタイプ(マルチデバイス対応型)は、

  • 無線キーボードのBluetoothボタンを長押し
  • PC側(iPhoneでも同様)で、BluetoothをONにした上で、それっぽいデバイスを選んで認識
  • PC側でポップアップ表示した数字を入力
  • Enter!(これ重要)
  • 終わり

指定された数字を接続したい無線キーボードで入力が肝となります。決して、既設のキーボードで入力しないで下さい(僕は何度もやってキョドった)。一方、接続先が1つだけの無線キーボードでシンプルな場合、

  • 無線キーボードで電源OFF > ON
  • PC側でBluetoothの接続追加でそれっぽいデバイスを選ぶ
  • 終わり

このように、初めての接続なら電源OFF>ONでペアリングモードになったりするが、すでに他のデバイス(PCなど)に接続をしたことがある場合は要注意。既に接続したデバイス(PCなど)側のBluetoothの設定画面から接続を解除しておく必要がある。それをしないとキーボードの起動毎に既に接続した側に接続されてしまう。

以上、これぐらいを基礎知識にしていれば、今後は取説なしでも無線キーボードの接続に困らない。

JISキー配列の設定

こちらも複数のキーボードを設定していると慣れる。ペアリング直後は大体のキー配列はUS配列だって事は知っておいた方がいい。初めて無線キーボードを設定、利用する人には壁となる。

ペアリングで苦しんだ人はキー配列がUSだと気づいた瞬間に心が砕けてしまうでしょう。キー配列の設定を確認して、ようやく接続できたと思っていい。

US配列というのは英語の見慣れない配列のキーボードのことで記号の@%&とかが狙った位置に居ません。JIS配列というのがお馴染みの日本人がよく見るキー配列です。

ここら辺は別の記事でも詳しく解説しておきますが、設定するのはPCや端末側であって、キーボードは悪くないことを理解しておいた方が解決しやすい。

要は、外部のキーボード導入に慣れていないだけで、例えば特殊なキーボードを導入すると、専用のドライバーなどでセットアップしないと期待したJISキーの配列を認識しないという予想が容易なだけで、これがPC達にとっては毎回同様なので、使う僕らも毎回そのつもりで接続しなきゃいけない。

(無線マウスのサブボタンをセットアップしていないで放置未使用で使い続ける人は多いが、キーボードの場合は全ボタンがイメージ通りに使えないと許せない)

これを理解できればiPhoneとかにもサクッとペアリングしてキーボード入力をしたりと、作業効率爆上げな行動ができるようになります。

マルチデバイスに対応する無線キーボードを1チャンネルでも接続できると、PCに限らずiPhone達にも恩恵が出てくる。

コツは別言語に変更したり、再起動をしたりと、確実に変化を与え再認識を繰り返し、端末側にキー配列を認識されるように設定を変更する。

MacやiPhoneのJISキー認識は毎回ヒヤヒヤするが、USと誤認識していると知っていれば、アプリの再起動やらで大体は解決できる。最終的には端末ごと再起動しておく。特別に「再起動が必要です」とか警告が出るわけでもないのが無線キーボードがまだ未開拓な証かも知れません。

無線キーボードの種類

無線というても利便性を考えて複数の選択肢が製品にある。

  • 無線と有線に両対応(充電が必要で、仕方なく有線にする必要がある場合)
  • 無線と有線に両対応(電池でも動作可能で、精度を上げたい場合に有線にできる)
  • 無線のみ(Bluetoothのみ)
  • 無線のみ(Bluetoothと専用レシーバー)

有線なれしていると忘れがち、無線だと電力供給の経路がなくなる。無線を全力で使おうとすると電池式で充電(線が不要)な機種に一択となる。

無線にしたいが、研究施設や特殊なオフィスではワークステーションの筐体がデバイスのメインでBluetoothのオプションが付いていない場合もある。大抵の場合、このような部屋は気質的に散らかっているのでケーブルフリーは憧れる。そんな面々にはレシーバー付属タイプの無線キーボードがおすすめです。

あとはキラキラ光って暗くても手元が見えるとか、お値段と電力が強めのキーボードもあるのですが、そちらは趣味ですかね。

他にもUSやJISキーがあるが、僕はEnterボタンの形がストレート型だとタイプミスが増えるためJIS(日本語向き)を選んでます。英語OSとかキーボードは仕事でよく使うけど、本気を出せるのは何故か、あのヘンテコなEnterの形で、それを手が好んでいる。研究所のゲストでプログラミングを披露したりするレベルだがUSキー一択なんてことはないです。

無線キーボードのメリット/デメリット

メリットは、

  • どこにでも持ち運べる機動力
  • 配置換えがラク
  • 肩こりが減る
  • 有線(ケーブル)の縛りから解放されるので膝でもタイプできる。
  • Mac, Windowsのタイプ癖を統一できる

複数の端末を扱う人ならば尚更、いつものキーボードで安定した自分のパフォーマンスを維持できます。あと、ワガママが多少効くので無理な姿勢を軽減できる。

デメリット

  • 有線の縛りがない分、色々な無線キーボードを買い試し出す
  • やや高額
  • 上級ゲーマーにはスペック不足の場合もあるとか
  • リストレストが欲しくなる

無線マウスを愛用している人ならば、キーボードも無線にしない理由がありませんが、案外、その一歩が遠いままの人が多い。作業効率を考えたり、身体のことを考えるとメリットでしたかないが、付属物のリストレストなんかを買い足していくとキーボードだけでは済まなくなっていく。。。

ノートPC使ってます。それでも別売キーボード?

ノートPCを使っています。そもそも外付けでキーボード(無線でも有線でも)は入りますか?

>>絶対、要ります。

本当のタイピング速度に目覚めたらノートPCなんてすぐ壊してしまいます。フルカスタマイズしたMac Book Proを壊した時は震えました。それ以来、ノートPCでのタイピングは控えています。

別売のキーボードの方が、PCメーカーとかのデザインとかコスト都合に影響を受けずに手堅いキーボードが選べるのが強みです。

そもそも、13インチ程度のノートPCで作業できるのは、若い内だけ。徐々に目のピントが合わずになり、最低でも21インチか24インチの外部ディスプレイが欲しくなる。というか早めに手を打たないと目がどんどん悪くなるから、自己防衛的に、外部ディスプレイと外部キーボードが必須となっていきます。

熱中して13インチを使い続けた直後に遠くを眺めるのと、24インチで同じ事を比べるとわかります。

おすすめはテンキーレスキーボード

機動力やコンパクトが売りのワイヤレスを最大限に活かそうとするとテンキーレスを選んでおいた方が無難です。

これは皆の成長背景にも影響するのですが、テンキーレスを選ぶ理由は立て続けにあり、僕らの世代はノートPC派が多く、テンキーを無理に使う必要がない。邪魔になるからです。。。

更に、キーボードを身体の真ん中に置く癖がつき、姿勢も良く、プログラミングとかの文章以外のタイピングを習得するにはスピード的に数字を含めた範囲までタイピングを極めた方が効率がいいので、中途半端に右にテンキーがない方がいい。

テンキーのスペースにはマウスを置きたい。なるべくマウスも使いたくない。肩幅を広く使って疲れたくないとかいいワキすればキリがない。

若手はiPadやiPhoneでレポート作成に慣れていたりと、そもそもキーボードに慣れていない世代もあるとか。。。

キーボードの方が絶対早く入力できるよ。。。ここは譲れない。

テンキーは、後で追加できるので、限界までは使わない。

FILOCテンキーの00ボタンがタイプミス

僕は予備で一つ持っていて、お金の勘定とか特殊な状況でないと引っ張り出しませんね。使っても左側に配置して左手で、右手はマウスといった両手を使いこなす用途で使います。

Mac, Windows二刀流の設定

cmdとCtrlが似ているようで違うのが二刀流としては克服しにくいキー配列。僕は諦めていて、OSを切り替えるたびにミスを連発して、徐々に慣れていき、30分ほどで思い出すスタイルにしている。

端末側の設定は大きく3点

  • 入力方式の切り替えをMacのキー配列に合わせる
  • スクリーンショットの配置を似せる
  • タスクビューのショートカットをMacに似せる

日本語と英語の入力切り替えIME(InputMethodEditor)の変更だけは統一していて、これはWindows側の入力設定をカスタマイズしている。変更方法は簡単で、オフィス向けに特殊な設定を組み込まれたWindowsは変更不可能だった経験がある。

スクリーンショットはWindows10の途中からMacと似たような機能になり、Windows11ならほぼほぼ近づき、ファンクションキーの配置だけがキーボード依存になってしまう。Karabiner-Elementsといったキー配列のカスタマイズアプリもあるが、自己流で設定しすぎると他のPCでデフォルトがわからなくなるため、遠慮しておく。

Windowsのタスクビュー[Windows]+[Alt], アプリケーションの切り替え[Alt]+[Tab]もMacっぽい便利な操作コマンドなので重宝する。

お気に入りのキーボード

上記のお気に入りの設定は好んだキーボードに依存していて、今、気に入っているキーボードは2つ。

FILCO製のMajestouch Convertible3 (茶軸、テンキーレス 91キー日本語配列かな有り)

購入当時 18000円くらい

Logicool製のSIGNATURE K855(赤軸)

購入当時 10000円くらい(かなり頑張った)

この2機種はマルチチャンネルに対応しているってのもあるが、キー配列やオプション機能がMac, Windows二刀流に適している。iPhoneにも接続できる。

キー配列もほぼ同じで、F13キー(プリントスクリーン)の有無ぐらいしか差がない。ここはMacの設定でF12にプリントスクリーンに割り当てたり、どっちのキーボードを使っても、どっちのOSを使っても大きな違いがないように調整している。

汎用性と機動力という点ではLogiK855が勝利で、外出用に重宝している。純正レシーバーが便利すぎるため、端末側がBluetoothに非対応お構いなしに使用できる。更に、LogiBoltという規格がPC側で有線相当と認識されるため、MACアドレスの認証でUSBの電圧ブロックをかけているような鎖国施設でも使える可能性が高い。

K855を全力で使うためには別売のLogiBoltレシーバーを2つ買い足す必要(PCにBluetoothがあればいらない)があるため、値段はFILCOの微高になる。LogiOption+というソフトのインストールでMac風JISキーを認識させるのとMacOS側でもJISに認識を揃える必要があり、K855は要介護の後に優秀になる。

対してMajestouch Convertible3は先に話した、Bluetooth 3.0であったConvertible 2の後継機で、接続不安定問題を解決したメカニカルキーボードの名器Majestouch。Convertible3からはカスタマイズもほぼ不要で、背面にあるレバーが設置されており、6番をOnにして簡易Macモードにするぐらいで、Windowsとの互換切り替えは完了。あと、ファンクションキーにも余力がある。僕は自宅でFILCO一択で、外部のよく出入りする仕事場付近にはK855を配置している。

デザインとか高級感とか言い出したら、FILCOに軍配が上がります。だって、倍以上に重たいMajestouch、いったい何が詰まってんだろ?

Mac,Windows二刀流向き無線キーボード まとめ

Macは純正MagicKeyという先入観があったため、今までは、WindowsとはOS別でキーボードを選んでいました。Bluetooth の安定接続説をきっかけに、

無線接続でOS両対応なキーボードを選定すると、二刀流用キーボードという新たな進化存在が現れました。

Mac専用配列の高級メカニカルキーボードとかだと手が出しにくいけど、OS二刀流、かつ、無線だから他のPCでも使えて、ってなるとこの2機種の満足レベルが半額以下どころではない。

てか、Macでメカニカルが快適過ぎます。MagicKeyと値段がほぼ変わらないのに。。。

こんなに汎用なら高級なキーボードが無駄遣いじゃない、って錯覚している?いや、これは錯覚じゃなくて満足なフラグだと思う。

MagicKeyを初めて卒業できました。

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