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MacとWindows二刀流のキーボード設定:Logicool K855を使って紹介

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Logicool無線キーボードテンキーレスとFILCO ガジェット

Logicool製のK855に無線キーボードを新調しました。このキーボードは少し特殊で、テンキーレスでプリントスクリーンがF13の位置になく、一般的なキーボードと操作を行き来するならば、PC側も柔軟な設定にしておかないと使いこなせなくなり、宝の持ち腐れになってしまいます。そこで、MacでもWindowsでも抵抗がないキーボードの設定をしたのでレポートしておきます。一般的には外部キーボードを購入して設定する際と同じ内容になります。

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WindowsOS側の設定

MAC風なIMEの入力設定を変更

まずはIME(Imput Method Editor)入力をいじっていく。目的はMacOSと同じように

図のように右下にある右下の入力設定の部分を右クリック > 設定

と進むと。「キーとタッチのカスタマイズ」という選択肢が出てくる。ここをクリック、

その画面で、キー割りあてオンにする。「無変換キー」はスペースの左側で、Macのキーになる「英数」になる。「変換キー」はスペースの右側で「かな」となる。

IME-オフは、日本語IME入力をオフという意味で、つまり英語入力をするという意味で、Macのキーで「英数」に相当する。よって、以下の図のように設定を変更する。下の二つは紛らわしくなるため「なし」にするのがオススメです。(共用PCで動作制限のあるPCはこの画面が表示されないパターンあり。)

これでMacライクな入力切り替えをWindowsでもできるようになった。Windowsであれば「半角/全角」でも切り替えられますが、Macではこのボタンが機能しないため、スペースの左右ボタンで日本語切り替えする習慣を固定すると、どっちのOSで文章を打とうとも大差ないペースでタイピングできるでしょう。

MAC風なIMEの入力設定(番外編:法人PC用)

法人モデルとか法人一括インストールOSなどの特殊enterprise PCの場合のIMEの変更方法が違ったりします。この場合では少し面倒だが、一般OSと同じ様にMac風な入力方式に変更できる。

簡単に説明しておきます。スタートは同じで、上記のように下図を右クリックで「設定」が表示せれなかった場合、

代わりに「プロパティ」が表示されているのでソレを選びます。「Microsoft IMEの設定」のウィンドウが表示するので、「詳細設定」のボタンをクリックします。

全般タブの編集操作の欄の右に「変更」ボタンがあるので、クリックをして進む。

キー設定のタブ(初期画面)で各所のキー設定ができるので、キーが「変換」となる場所を探します。その横の「入力・変換済み文字なし」の欄を編集すれば目的のIME入力を変更できます。

該当部分をダブルクリックして選択すると、機能選択のウィンドウが立ち上がるので、その画面で「IME-オン」(日本語入力Onの意味)を選ぶ。

続いて、キー「無変換」の機能変更も同様に「IME-オフ」(日本語入力OFF、つまり英語入力On)に変更する。

以上で大半は終了だが、細かくは入力文字のみ変換済みなど他に5項目も入力状況に合わせた機能がある。シンプルな機能にしたい場合はこれらの欄を機能選択の左上にある「-」にして無効にしておけばイメージ通りの設定になる。

この設定方法だと設定を戻す時が心配になるが、問題ありません。上記の操作をした後は、全般タブの編集操作が「Microsoft IME」から「ユーザー定義」となっているので、ここを「Microsoft IME」に戻せば元のPCの設定に戻ります。

プリントスクリーンの設定(W10)

続いて、プリントスクリーンをMacと同様にできるように設定していく。Windows 10の途中からプリントスクリーンの使い勝手はかなり良くなり、まだ使っていない人は勿体無い。作業効率爆上げファクターとなるので、こだわって設定すべき。

Windowsボタン右クリックなどで、設定画面を開き、「簡単操作」の画面に進む。左下のキーボードを選ぶ。(ここではWindows 10)

プリントスクリーンのショートカットをオンにするだけ、なんで、デフォルトがオフなのか不思議なくらい。

プリントスクリーンの設定(W11)

Windows11になって、ビジュアルが大分変わりましたが、まだアップデート人はお急ぎで準備した方がいいです。Intel CPUの世代数が7以上でないとW11にアップデートができませんので、MacWin二刀流維持には予算の壁が立ち塞がります。なお、Windows10のサービスは2025 年 10 月 14 日までです。

IMEの設定はW10と同じなので省略します。

W11では該当の設定箇所が「簡単操作」から呼称が変わって、「アクセシビリティ」となりました。Macに似てますね。

下の方にスクロールしていくと、「キーボード」の設定欄があります。

[PrinScreenキーを使用してSnipping Toolを開く]って呼称もかわりました。これをオンにします。

これでプリントスクリーンボタンが有効になります。

ここまでは、F13の位置にプリントスクリーンボタンがあれば使える、ってカスタムをしただけで、Signature K855には関係ないです。使用する人がプリントスクリーンの配置ずれに対応できるように布石を打っただけです。

Logicool option + (Plus)の設定

Logicool option+をインストールし、以下のような設定画面に進む。

途中で登録画面とかめんどくさそうな勧誘があるが、よく見ると「スキップ」「x」みたいな逃げ道が準備されているので回避して進めます。

設定を選んで、「キーボードを常にWindowsレイアウトに保持する」を選ぶ。

(Macの画面ならばこれがWindows>Macとなっているだけ)

[Fn + Esc]でファンクションキーの切り替えってのは暗記すべきです。

MacOS側の設定

MacOSの場合は、もう一つ癖があって初期のキー配列はWindowsのUSになっています。JISに直す方法はMacOS側の設定で、

システム環境設定>キーボード>キーボードの種類の変更>指示通りに操作、、、>キーボードの種類を変更>JISを選ぶ

これで、JIS配列が認識されると思いきや、USのままだったりする。この場合は、ISO配列を選択したりして揺さぶってから、JISを選ぶとキー配列の設定が認識しやすくなります。あとはソフトを再起動とかを試す。何にせよ初期はUSでJISに認識させ直す必要があるとだけは知っておかないと、互換がなくて使い物にならないと烙印しかねない。

因みに、システム環境設定>キーボード>Bluetoothキーボードを設定、これだと、互換性がありませんで弾かれるので、こっちから設定するわけではない。

オススメ ファンクションキー(Win上)

F1,2,3はチャンネル切り替えようで割り当てられて、4から12までカスタマイズできます。

勿論、[Fn + Esc]でファンクションモードを解除すれば、事務作業などで使うファンクションキーに戻ります。

F5オススメは「タスクビュー」です。ノールックでもミスタイプしにくい一等地です。Macでもよく使う機能ですが、「windows」+「Tab」とノールックでは難しいキーセットで同じことが出来ます。デスクトップがアプリで散らかった際には重宝する。

LogicoolK855おすすめ設定タスクビュー

F6も同じようとだが、アプリケーションの切り替え。「Alt」+「Tab」というキーセットなので、ノールックはほぼ不可能なキー配置をF6のみでできるのはかなり便利。

Macだと、トラックパッドだと頻繁に使うため名前を覚えていないアレに相当する。アレってのは「Mission Control」や「アプリケーションを切り替える」のことで、これがWindowsと同じ様な操作になるので、Mac – Windwos併用する場合はそれぞれのPCのLogiOptions+で設定しておけば操作感の差異は打ち消せる。

あまり特殊なファンクションを増やしても忘れてしまうだけなので、最後にもう一つ、キーラーコマンドで「ウィンドウを閉じる」を一等地に配置、普段は忘れた時対策として「ウィンドウを最小化」にしておきましょう。

もとのショートは「Alt」+「F4」なので忘れ難いすが、気楽に1ボタンで押せてしまうと効率がいい反面、注意しないと超危険です。

試しに連打をすると理解できますが、あっという間にアプリのウィンドウが問答無用で閉じていき、シャットダウン画面まで到達するキラーコマンドなのです。

マウスを使ったクリックベースのアプリでポップアップがポコポコ表示するような作業ではバシバシ消せるので重宝します。

よって、使い終えたら、「ウィンドウ最小化」に設定を変更を推奨。

他にもK855の使用感をまとめてあります。

iPhoneの設定

せっかく複数チャンネルに対応したキーボードを導入したのだから、iPhoneにも接続をして使える設定にしておいた方が便利でしょう。

K855のF3を長押しにしてペアリングモードにする。iPhoneのBluetoothをオンにして、そっれっぽいデバイスを選択し、例のごとく数字とEnterを押してペアリングを完了する。

そして、例のごとく、ここでもキー配列がUSとなっているため、これも設定し直しです。以下の記事には画像付きでも解説しています。

設定のまとめ

設定内容が多くて話が散らかってしまった。要は、

  • IMEの設定で、どのOS-PCのキーボードでも大差ないタイピングスキルを披露できるように入力方式を統一しておく
  • 作業効率を維持するため、プリントスクリーンの設定は各OSやキーボードで使える状態にしておく。
  • ファンクションキーはカスタムしすぎると忘れるため、WindowsをMacライクにしやすくる配置だけはカスタムする。

OSを変える、キーボードを変える、で、万能である強みを全面に出したセットアップ方針にしないと、単なる非効率オタクになってしまいますので、二刀流を維持したいなら度が過ぎないように気おつけねば。

K855使いになるなら、logi option+の即時インストール慣れは必須で、オフラインインストーラがlogitech本社の英語サイトで入手できるため、手元にキープしておけば、臨時のPCで使いたい際にすぐにインストールして臨戦体制になれます。

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