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popIn Aladdin用のテレビチューナーを比較:Xit-Air110Wとnasne

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自宅popInAladdinでXit AirBox Air110Wを再生 ライフスタイル

約20畳のリビングにテレビを置かない生活を続けるとpopIn Aladdinからの脱出ができない。テレビを大画面で見れるAladdinは魅力的だが、実際は子供に閲覧権をブン捕られるという本末転倒な日々でした。

そこで、スマホやタブレッドで見ればいいじゃんと、個人的なテレビ革命(逃げ道)を画策しました。

ちなみに我が家はpopIn Aladdin 2です! X2 Plusが欲しい!

最近はスイカゲーム(Aladdinがオリジナル)が流行っていてAladdinは家族のゲーム機みたいになっています。デカイスクリーンなので目に優しいですが、暗くしないとむしろ疲れるので、電気を消しましょう。2のルーメンでも十分に楽しめます。

自宅popInAladdin
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試したテレビチューナー2つ

popIn Aladdinでテレビを見るためにはチューナーを買いたさなければなりません。

  • nasne NS-N100(Baffalo製)
  • Xit-AIR110(PIXELA製) ← popIn Aladdin推奨(2022年の最新はXit-AIR120)

今回準備したのはこの二つです。

自宅で利用(基礎知識)

Aladdinは無線接続なので、それに対応する電波に合わせて、通信の周波数は2.4GHzとなります。マンションのネットワーク環境整備によっては5GHz帯と混乱してしまうと通信が安定しません。

例えば、親ルーター単体運用のネットワークなら単純ですが、中継器を噛ませたりすると、何が何やらと通信不安定でテレビが見れません。テレビのストリーミング再生はとても通信量が大きいため、それなりのネット環境整備は必要だと思います。安定感もそうですが、速度では50MB/sくらいは欲しいです。ここまでは自宅利用で必要な知識で一度Aladdinと接続してしまえば完成!

少し難しくなって、スマホで閲覧する場合には接続先のルーターの設定に注意。普段は5GHz帯でWi-Fi接続をしている場合は、ルーターの設定にあるプライバシーセパレータやゲスト設定を加えていない限りは自動で大丈夫でしょう。どの周波数の通信でも2.4GHz帯と都合よく切り替えてくれますが、つまずく点なので、知ってい置いた方がいいでしょう。

番外編1(外出先での利用 LTE)

せっかく2つとも外出先でテレビを閲覧できることですし、休日に接続テストをしてきました。自宅のWifiでサーバーの稼働状態をAladdinとスマホで確認してから開始しました。

シチュエーション:電車で荷物を取りに職場へ、その後はタクシーで帰宅

検証端末:iPhone 13mini(DualSIM:Docomo,楽天モバイル)

外出している間のLTE接続をまとめました。

チューナーXit-AIR110nasne NS-N100
DOCOMO〇?
楽天モバイル××?
LTE通信回線での挙動の違い

まさかの楽天モバイルが撃沈。

DOCOMO-Xit: たまに接続はできましたが、Xit-AIR110にXit wirelessアプリでアクセスすると不安定で接続条件がよくわかりませんでした。

Docomo-Nasne: たまに不安定になるが、torune mobileのアプリをタスクキルして再起動すると解決することが分かりました。基本正常でサクサクですが、データ料金が気になるので普段は使いません。

楽天-Xit: に至っては診断機能でサーバーが正常と表示されるも、テレビは表示されませんでした。

楽天-Nasne: テレビの閲覧はできないが、録画予約などはできる。どうやらiPhoneから自宅のサーバーまではアクセスできるが、自宅からLTE経由でデータは送られないみたいです。まあ、外出からの録画専用としては使えます。

通信会社で早くも違いを確認しまいした。楽天は通信が安定しないからこのような結果になった気がします。(実験場は東京都の都心です。)

NasneのほうがアプリのUIがわかりやすく、接続状況が確認しやすいので、無駄な接続に時間を費やさずにすむなぁ、というのが感想です。例えば、接続中のiPhoneの画面ならば、

tornemobile接続中
右上の「ネットワーク」が更新状態

この状態なら通信が安定するまで待機。

ネットワーク接続が完全tornemobile
右上の「ネットワーク」が接続された。

Nasneが認識されればストレージ容量も見えるようになって、外出先でも自宅同様に操作が可能です。楽天-nasneの場合は、

tornemobileネットワーク接続が録画のみ
右上の「ネットワーク」に「!」が表示

この状況ではnasneにアクセスは出来るけど、テレビデータをスマホに送り返して(テレビが見れない)くれませんでした。

対して、Xitはサーバをチューナーに接続ができているのか、通信ができていないのか原因がはっきりしません。

タクシーで乗りながら見るのはXitもNasneも無謀なぐらいに負荷がかかるようで、使いもになりません。ここはNasneの録画書き出し機能に軍配が上がります。

番外編2(外出先での利用 Wi-Fi)

外出で巡回している間に幾つかWifiスポットがあったので、そこでもテストしてきました。

UPnP

ここで必要な知識はルーターの機能に付帯するユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)という設定が外出のWifiルーターに対応するかです。つまりは親元である通信Portの取り締まり機能(セキュリティ)の事なのですが、XitはサーバーでPortを手動設定ができるため、工夫すればルーターと揃えて通信ができるかもしれません。ちなみにNasneはUPnPしか設定できません。

UPnPはセキュリティを確保するために、意思疎通のとれた通信に対して特定の通信Portを自動で解放して接続できるようにする技術です。

LTEで楽天が接続できなかったのはUPnPの設定のせいかもしれません。

あと、盲点なのは自宅のオオモトになるマンション自体にもルーターがあるため、そこでUPnPがブロックされるようであれば、外出時には今回のチューナーでテレビ閲覧は困難となります。

今回はすでに外での接続に成功していますので、

  • マンションのルーター OK!
  • 自宅のルーター OK!
  • サーバー(Xit&Nasneの設定) OK!

となりますので、外出先のルーターが問題となってきます。

ちなみに我が家のルータはBaffaloのWSR-2533DHP2と少し古いですが、設定はデフォルトです。

Wi-Fi接続の結果

Xit-AIR110nasne NS-N100
マンションエントランスX?
職場1××
職場2×?

torne mobileからの nasneはマンションエントランスと職場2で安定動作しました。マンションエントランスは住人専用の如何にもFreeのWifiですが予想外にサクサク動作しました。職場1と職場2はSSIDは同一であるが、ルーターが違う(接続IPを見ればわかる)ために設定が異なったと思います。職場2は1から拡張した最新のネットエリアなので、簡単に解釈すると、ルーターの導入年代にもよるのかもしれません。

Xitに至ってはUPnPの理論上、接続できそうですが、通信を繰り返してからのタイムオーバーになってしまい、安定していないのか?ということで×?との判定です。(やっぱしアプリが原因?)

帰宅して動作テスト

nasneは安定して動作していました。

対して、Xitは自宅にいながら外出中と勘違いしているようで、インターネットめがけて通信が行方不明状態でした。試しにWifiの接続を2.4GHz (GのSSID)にしてみると、要約自宅と認識したが、スマホからは接続できませんでした。調査失敗か?と思い、popIn Aladdinを起動。

popIn AladdinではnasneとXit両方でテレビが見れる事を確認。

やっぱし、アプリかサーバーの設定が悪さをしているようでスマホから安定して閲覧できませんでした。

スマホからXitが接続できない原因

自宅でXitに接続できなくなった原因、おそらく解明しました。中継器です!

親ルーターは玄関に配置しているのですが、リビング以降に広く電波を通すために廊下に中継器を察知していました。これが悪さをしていたようで、中継器の電源を引き抜けばアプリからXitに接続できました。torneならこんな必要ないのになんでだろ?

使ってた中継器はBaffaloのWEX-116DHPS/Nです。

リビングのAladdinには関係ないのに、リビングでのスマホでは不安定であることを鑑みると、やはり、ルーターが電波の強度を加味して周波数帯(2.4か5GHz)を選択する自動機能(親ルーターから中継器までの周波数は自動、中継器から通信端末の周波数も自動(たぶん))のせいで安定がフラフラするというか、通信が断続になってしまうからなのだと思います。

その根拠に、popIn Aladdinは2.4GHzのみに対応する通信なので、周波数帯に選択肢がなくて安定している。こんな仮設であっていそうです。

今度ルーターを買い替えて、中継器を撤去しようかと検討しだしました。Wifi6も主流になってきたし、値段も落ち着いてきたので、次は、WXR-5700AX7Sあたりを玄関に設置すれば快適になる気がします。(追記:買い替えたらルーター1台で解決しました。)

Wifi6Eとやらも今年にリリースしたみたいですが、6GHz帯の拡張ということで、利便性は未知数です。2024年にWifi7が開発予定だけど、実用は2026くらいになりそうなので、これぐらいの機種に奮発しても後悔しそうにないです。

スマホからXitが接続できない原因(自宅版の解決編)

その後もXitを自宅で使い続けていると、やっぱり中継器が怪しいと思い、本腰を入れることに。

iPhoneにBuffaloの「StatonRadar」という管理アプリがあるので、中継器WEX-116DHPS/Nの設定を覗いてみました。それといった設定項目は無いのですが、肝心な機能に気づきました。

ファームウェアアップデートが自動じゃない!!

中継器のファームウェアアップデートUPnPの改善
ファームウェアアップデートをアップデートした後

確認当初はファームウェアがV1.03になっていました。1.05のリンクをクリックしてみると、UPnPの脆弱性に関する修正と書いてあるではないですか、まさかと思い早速V1.03から1.05にアップデートしてみました。

中継器ののファームウェアアップデート中
中継器のアップデート中

5分くらいで、すぐ終了しました。アプリなどをタスクキルなりで再起動。

その後、試しに、Xit wirelessのアプリもiPhoneから起動。

今までにない、、、、、安定した即起動!!テレビ閲覧!

まさか、外出先でもこれ(中継器)が悪さをしていたために不安定だった疑惑が浮上しましたが、再調査をしても変わらずでした。

現状はXitは外出時にはテレビ閲覧が苦手なチューナーの様です。

導入費用の比較

そのなこんな色々調査をしてみましたが、それなりにお金と時間がかかっています。

Xit wirelessのアプリ操作になれるのに時間がかかります。

nasneはtorne mobileのアプリが優秀なので直感的になじむことができます。

Xit導入の費用:計30000円くらい

  • 本体XITAIR110W(廃盤):当時16000円くらい(最新 XIT-AIR120CWで19000円程)
  • 追加HDD2TB(最新は8TBまで対応):10000円くらい
  • テレビアンテナケーブル:1000円くらい

nasne導入の費用:計32000円くらい

  • 本体nasne(HDD2TB内臓):30000円くらい
  • torne mobileオプション費用:TV閲覧650円、録画書き出し800円(定期的に変わる)
  • popIn Aladdin閲覧用(Dixim Playコード)700円
  • 追加HDD6TBまで:内臓で十分なため0円(追加するぐらいなら2台目を購入。。。)

総合的に大差はない。大きさもほとんど同じ。大きな違いはXitはダブルチューナーなので、録画と閲覧を同時にできるのに対してnasneはシングルなので制限があります。

nasneのほうが面倒

それぞれオプションライセンスは買取りのため、良心的ではあるが、一歩を踏み出すのに躊躇する。torne mobileのオプションはApplePayでサクッと払うのが吉で、特に録画書き出しオプションが便利です。

tornemobileのオプション購入

僕は躊躇なく上の2つオプションを購入しました。iCloudで連携している端末ならば「購入情報の復旧」ボタンをタップすると複数台で利用できます。一時に一台からのみという制限は付きますが。

さらに、popIn Aladdin閲覧用に至ってはAladdinIDを取得してクレジットカードの登録と決済と、少し面倒でした。

まとめ

家ではpopIn Aladdinでテレビを見る場合は、ピクセラのXitシリーズが安定する。さらに、推奨チューナーなだけあって追加購入や設定が少ない(Xit-AIR110はテレビ線が別売)。自宅・外出のモバイル端末では動作不安定というかXit wirelessのアプリが原因と思うので、改修に期待です。

外出時にも、と考えるならNasneが便利でした。ただしシングルチューナーであるため、録画中は閲覧が不可能です。外出中の雑談で面白いテレビの話題を聞いた場合にサクッと録画予約できるアプリが優秀です。

結局は、家用でXit、外出用でNasneと使い分けてしまうと最強となります。問題は置く場所があるかですね。案外LANとテレビ線と電源が揃って、空いたスペースって見つからないんですよ。

我が家はリビングの隅、寝室の隅にチューナーを置いて、ルーターは玄関下駄箱の上に隠しています。

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