今どきは「新・三種の神器」と呼ばれる家電が存在するそうです。ロボット掃除機、食器洗い乾燥機、そして、全自動洗濯乾燥機の3つです。新築マンションに引っ越して全て揃えてしまいました。今回は購入したドラム式洗濯機について記事にしたいと思います。レビューなのですがデビューでもあります。
購入したのは、こちらの日立のビッグドラム「ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110EL」
新築マンションに引っ越したので買いなおした家電の一つです。
日立のビッグドラム「ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110E」
我が家はどちら開きでもよかったので、右利きに使いやすいというこちらのBD-SX110ELの開き方を選択しました。左手で開いて右手で作業がしやすいというのが末尾のLの利点です。我が家のように右にも左にも棚がないパターンは迷わずBD-SX110ELでよいでしょう。
対して、写真に対して左手側に棚なんかがあって洗濯グッズなどが収納されている場合はBD-SX110ERを選ぶなんて言う感じです。
最上位機種の一つになります。最上位BD-SX110Eのポイントは洗剤と柔軟剤のストックボトルがあるため、毎回の洗剤の量を考える必要がありません。つまり、洗剤自動投入です。最上位機種は単なる自動投入ではなくて、AIといった機能で適量をストックボトルから勝手に投入する人間を堕落させる究極の自動投入なのです。
この自動投入機能があるのは、日立では、
- BD-SX110E(今回紹介しているコレ)
- BD-NX120E(SXの横幅が広いタイプ)
つまりXがついているグレードです。ちなみにBD-NX120Eのほうが高価です。写真からわかるとおりにBD-SX110Eは少し出っ張りますが、これが解消されるのかもしれませんが、値段的にそんな価値があるのかは好みでしょうね。
型番数字の120と110の違いは洗濯・脱水能力の違いが12, 11 kgってだけで、乾燥機能は同じく6 kgという。
他はPanasonicから、
- NA-VX900A
- NA-VX800A
- NA-VG1400
- NA-VG2400
これだけ。他社はボトルタンクにストックしておいた洗剤・柔軟剤を自動投入する機能はありません。(2020年4月現在)
ドラム式全自動洗濯乾燥機BD-SX110Eを買った理由
我が家は共働きなので、帰宅後の時間を大切にしたいという、全自動という機能で時間をお金で買う感覚です。しかも神器と呼ばれるだけあって、長い目で見ればかなりコスパは良いと思います。
なぜドラム式にしたの?縦型でよいのでは?
答えは使ったことのないドラム式を使いたかったからだけ、です。縦型にも日立製のビートウォッシュなんかは、すごい良さそう、しかもドラム式ののビッグドラムより安いです。縦型ビートウォッシュに関しては勉強不足のまま購入してしまいました。
あえて思いついた更なる理由は、僕が縦型洗濯機の使い方を知らないから、洗濯をできませんでした。笑
厳密には緊急時はコインランドリーの全自動ドラムに放り投げてお金で解決していました。
別に過保護だったわけではないのですが、洗濯を自分でできるようになりたいという謎の願望が含まれております。
こちらは、旧縦型の洗濯機です。
旧すみかです。散らかっております。お世話になりました。
実は今回の引っ越しの予定にはドラム式洗濯機の購入は想定外であったので、ひとまずアドリブで洋室においてもらいました。まだまだ現役のため、後にヤマトを使って、実家に送りました。
ヤマトで輸送がお得だった、は別の記事で。
日立ドラム式全自動洗濯乾燥機BD-SX110Eの値段
洗濯機にかかる諸費用は「取り付け費」、「取り外し費」、「輸送費」です。
更には盲点として「保証料」があります。
生活必需の神器が壊れるとかなり厄介なので、ここは個人差がありますが、僕は5年は欲しい派です。
価格ドットコムみたなサイトを利用してネット購入する際は、そこまで諸経費を計算しないと値段比較が成立しませんので、購入未経験者は要注意です。
僕がドラム式洗濯機を予定外に買った別の理由、Y電機のの店舗をフラフラしていたら「値切り」に成功したからです。
上の諸経費を換算すると価格ドットコムを含んだ情報でも一番安くなってしまったのです。しかも、他の家電も購入していたので数万ポイントが手元にあり、支払額が余裕で20万円を切りました。
ドラム式洗濯機は値崩れが起きにくいらしく、買うタイミングが見極めにくいらしいです。僕が買ったタイミングは、参考になるかわかりませんが、「成人式セール」です。恥を捨てて、目の前に成人式セールと書いてある大きな値札を目の前に、店員さんに「もっと安くなりませんか?」といっただけです。
後に分かったことは、成人の日という祝日だったので背後に値切りをコントロールする管理者が待機していたみたいで、セールを無視した暴挙の値切りにも応じてくれたそうです。
日立のビッグドラム「ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110E」 の2020年の1月、2月、3月の相場でも諸経費込みで22~25万円といった感じで、ほぼ変動なしです。
実質20万円を切れれば価格としては合格だと思います。価格ドットコムなんかを利用すると保証料、取り付け費、運送費がわかりにくい表記のため、その他の手配の手間が発生しますので、安価に購入するのは楽ではありません。
ちなみに、4月現在は割と買い時なイメージです。
日立のビッグドラムを買った理由
本当はパナソニックが買いたかったんです。笑
タッチパネルかっこいいし、ドラム式洗濯機業界のNo.1メーカーだとおもいますが、上位機種に手を出すと恐怖の30万円なり。
対して、日立はNo.2って感じに見えますが、お手頃に感じたのは今回の値切り成功とポイント効果でしょうか。
先述の通り、今現在ではこの2社は唯一、洗剤と柔軟剤までのフルオートを実装して販売している会社なので、ぶっちぎりです。
全自動なのですからね、と言いつつ、洗剤と柔軟剤は毎回入れる機種は全自動ではないです。
この2社の上位機種は洗剤と柔軟剤のタンクが特設されており、そこから適量で勝手に投入してくれるため、洗濯ができない僕には「THE 全自動」にふさわしい洗濯機となるのです。
まあ、日立にした理由はコスパです。僕が金持ちだったらパナソニックを買ってたかもしれません。
日立の良いところ
- コスパがいい
- THE全自動の上位機種がある
- 一流ブランドの安心
日立のダメなところ(パナソニックと比べちゃうと)
- ネット情報で下水臭いとの噂がある
- 掃除が面倒らしい
- うるさいらしい
噂とか「らしい」とか要らないですよね。実体験を紹介します。
使い勝手(毎日)
使う毎に掃除が必要です。さぼると埃がパンパンになりますので、毎回です。
約3時間ほどかかる乾燥終了後、開いた瞬間はこのような感じです。
よく見ると、埃埃埃です。
日立ドラム式BD-SX110の掃除
このようにゴムパッキンの周りは埃だらけです。衣類から出てきた、これを全部ふき取ってから洗濯物を取り出さないと、洗濯ものに埃が絡みつくので要注意です。
この埃はドラムのゴムパッキンの360度にいるので、まあまあ掃除が面倒です。続いて、乾燥フィルターは、
ドラムの上にある、こちらのフィルター、片手でパカッ
取り出すと、中はこんな感じです。右手側には埃がフィルターが絡まっていますのでふき取ります。
奥側(写真では左上に該当)は奥の方まで埃があったりするのでカバーを外して毎回掃除するようにします。
こっちは取ったフィルターをです。毎回、埃がパンパンです。徐々に使い慣れていますので、今回はましな方です。メーカーの取扱説明書にも毎回掃除と書いておりますが、サボるなんて発想はでません。
使い慣れると、洗濯はよくわかりませんが、掃除が得意になります。
これらの埃は乾燥しているため、ティッシュではふき取るのが困難です。その対策としてドラムの上にはいつもウェットの「ユニ・チャームのシルコット」を置いております。一回洗濯すると4枚くらいは消費するぐらいは掃除が必要です。
詳しくは調べていませんが、ゴムの種類によってはアルコールがパッキンの寿命を早めると考えられるため、ノンアルコールタイプを使っています。
2020年の自治ネタとしては、新型コロナウイルスのせいで、このウェットティッシュが入手困難です。雑巾という線もありますが、除菌ができる点が良いのでこちらを重宝していたのですが、オチビのおしり拭きでも代用しようかなと画策しております。
使い勝手(週に1回)
他にも掃除する場所があります。糸くずフィルターです。
ドラムの下らへんを、
パカッと開きます。
オレンジのレバーをひねり出すと、
ここに糸くずや埃が絡んでおります。
今回のサンプルは掃除後の初回洗濯後だったため、まあまあ綺麗です。
週一なので、普通のティッシュで拭いて、水道で流して終了。こちらは言うほど面倒ではないです。
ちなみにiPhoneといったアプリで連動しておけば警告の連絡が来るため、過剰に気にする必要はない項目です。
スマホアプリと連動
僕はiPhoneユーザーです。アプリ連動が最強です。
メリット
- 洗剤不足の通知が来る。
- 掃除不足の通知が来る
- 無茶な洗濯に気付ける。
「THE・全自動」を欲すると洗剤も自動投入がマストなのですが、洗剤がなくて水洗いなんて笑えない結末は望んでいませんので、洗剤不足が防げるのかなりの好印象です。
掃除をさぼって洗濯物が埃まみれなんて状況は安易に想像がつきます。週1といわずに、通知が来たら掃除をすればいいという安心感があります。
デビューということもあり厚手の毛布の「全自動」に挑戦してみました。スペックはぎりぎりかOUTかです。スマホをみながら生活していると永遠に延長の連絡が来ます。
あ、無理なんだ。笑
厚手の毛布は乾燥までは困難。
コインランドリーでは出来たことでも家庭用なので限度があると気づかされた良い機会です。試しに取り出したら濡れたままだったので、正気に戻り「選択竿」に吊るしてあげました。
続ければ乾いたとは思いますが、超電気代の無駄になったことでしょう。
THE全自動まとめ
まさにTHE全自動ですが、掃除はかなり必要です。
洗濯を習得するはずが、掃除を習得しました。
埃は乾燥する衣類の生地によってかなり増えるので、分別して、全自動で乾燥させる衣類と、洗濯だけする衣類にして、、、
みたいな気づかいはしておかないと、油断すると全衣類が埃だらけになるかもしれません。
僕の衣類は綿が多いしシワなんてきにしないので「THE 全自動」で全部いけます。が、女性の妻の衣類はそうもいかないようです。
日立は見たとおりにタッチパネル式ではなくボタン式です。使ってみた感触では、ボタン式で良かったと思います。なぜなら、複雑な操作はiPhoneでリモート操作できるからです。
アプリがあるので、電源さえONにしておけばタッチ式になるんです。
そういえば、ネットで口コミなんかを検索していると下水臭疑惑がありましたが、全然気になりません。年中アレルギー性鼻炎なので嗅覚が悪いのもありますが、なんの話?ってかんじです。
追伸:口コミ通りに下水臭がある気がします。タイミングは不明ですが、新品新築なので掃除不足ではないはず。
コインランドリーの乾燥機には勝てませんが大満足な買い物でした。
縦型のビートウォッシュも捨てがたいですね。
コメント
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