2023年にリリースした「Smart Actions」、フラッグシップモデル「MX Masterシリーズ」の新作発表から、
- 「MX ANYWHERE 3S 」
- 「MX KEYS S」
だけに対応、と勘違いを起こしている人や記事が多い。
おそらく、「LogiOptions + (Plus)」のアップデートをしていないだけとか、些細な理由が原因と思われる。Smart ActionsはLogiOptions+というLogicoolの専用カスタマイズソフトの機能の1つです。
SmartActonsのリリース済み(2023/5/30, LogiOptions+,バージョン1.42.411539)なので、特殊なオフライン版を使ってない限りは、ほぼ全ての機種でSmart Actionsが使えます。
オフライン版の事情の調査は記事にまとめています。
これら例外を除けば、LogiSmart Actionsは全ての接続デバイスで利用できます。
他の例外は、マウスとレシーバーが一体型の機種ぐらいで専用ソフトLogiOptions+が対応せず、何も設定できない機種です。
基本的に、Logibolt規格レシーバー、 Unifying規格レシーバーで接続する機種は対応、BluetoothでPC直接接続でもLogiOptions+でカスタマイズ出来るので、SmartActionsが使えます。
キーボードに関しても同様で、キー割り当てを変更できる機種ならSmart Actionsが対応です。
K855なんかはファンクションキーの9ヶ所のキーカスタマイズに割り当てられることができます。
Logicoolマクロ機能Smart Actionsが使えない非対応機種と条件
・オフライン版LogiOptions+を使っている環境
オンライン版とは構造が違って、まだリリースされていません。
・LogiOptions+で設定ができない機種
マウスとレシーバーがセット販売の機種に見られます。このレシーバーが特殊でLogiboltやUnifyingにも該当せず、紛失してしまうとマウス本体はペアリング対象もロスト(レシーバーだけ追加購入不可)してしまうタイプです。例えば、M221静音マウスは対応しません。その他の特徴としてはLogicool専用ソフトのLogiOption+(紛らわしいが、古いLogiOptionに対応していてもLogiOption+に対応しない事はある。)に対応していない機種です。
以上、判明しているのは上記の2点に関する機種と条件です。
Logicoolマクロ機能Smart Actions 対応機種一覧
上記以外の全てとなるので、多すぎます。
なので、好みを紹介していきます。
・Logicool M590
少し古いけど人気機種、古くてもLogiOptions+に対応しているので、Smart Actionsにも対応します。
・Logicool シグネチャー M750
M590の後継機候補ですが、見た目は似ているけど、Easy-Switchボタンの配置が違います。Flowを使うなら3chもPCを操作できる高スペックマウスです。
・MX ANYWHERE 3S
Logibolt対応版とBluetooth限定モデルの2つあります。マウスホイールが金属で、設定次第ではどんなに縦長なブラウジングでも一気にスクロールできてしまいます。
流石のフラッグシップモデルMXシリーズで材質や静音構造が別格です。
・M720r トライアスロン
カスタマイズできるボタンの数が適度に多く、形状もオーソドックスで使い手を選びません。
外見はM590の後継機っぽくないけど、Easy-Switchのスペック上はかなり近い機種です。少し大きめなので使用者の手を選びます。
・シグネチャー K855
Logicoolの貴重なMac, Windosw対応テンキーレスメカニカル無線キーボードです。ファンクションキーをカスタマイズできるので、そこにマクロのSmart Actionsを割り当てることができます。マクロ対応キーボードってだけで珍しいのに、Logibolt規格なので、KVM接続のメインコンソールでも無線接続を一括管理でき、プログラミングやタイピングに集中できます。
テンキーがない分、省スペースで、矢印やPageUpなどのキースペースがしっかり確保されているので、ブラウジングや管理関係にも使いやすいです。
・MX KEYS S (KX800)
Mac, Windows両対応の無線キーボードです。LogiboltUSBレシーバーでもBluetoothでも接続できます。K855と同じく3chまでEasy-Switchで切り替えられます。ファンクションキーをSmart Actionsに割り当てるのですが、フルサイズキーボードなので拡張の幅が広いです。
MX Masterシリーズのハイエンド機種なのでバックライト機能もあり、暗くても使いやすい。見かけの割に、810gと重厚感のある作りになっています。
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